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(報道資料)外国人市民を対象とした「防災ウィーク~日本語教室で防災について学ぼう」を開催します

 多文化共生社会の実現をめざす「公益財団法人箕面市国際交流協会(以下、協会)」(所在地:箕面市小野原西 理事長:前田一成)は、2021年1月12日(火)から17日(日)までを外国人市民を対象とした「防災ウィーク」とし、協会が毎週定例で開催している7つの日本語教室で防災授業を実施します。教室ごとに、専門用語を確認したり、防災をテーマに話し合うことで、意識の啓発を図ります。

 箕面市には、2020年11月末現在、2,790人、89ヵ国・地域の外国人市民が住んでいます。協会では日本語に不自由な外国人市民の地域生活をサポートするため、様々な取り組み(多言語相談、子ども支援、医療同時通訳派遣など)を行っていますが、初級程度の日本語能力を身につけるための日本語教室も市内3か所で7講座を開講しています(受講生はのべ168名)。

 災害大国である日本において、外国人市民が災害に遭遇したとき、目の前の状況に対して適切に行動し、想定外の事態から自分自身を救う力や知識を習得することは非常に重要であります。しかし、言葉の壁や文化のちがい、地域との関わりが希薄になりがちな外国人市民は、日本での防災について学ぶ機会がありません。このような状況から、今回は日本語教室で「注意報、警報、特別警報」「避難準備情報、避難勧告、避難指示」などの専門用語を学習したり、地震の恐ろしさが伝わるビデオを放映し、日頃からの備えの大切さについて話し合います。また、箕面市に転入する外国人向けに必要な情報をまとめた「箕面市ウェルカムパック(やさしい日本語+5言語)」を使って、非常時の備えについて確認したり、各自の避難場所を確認するなど、各教室のボランティアを講師として、外国人市民が防災について学ぶ機会と場を提供します。

本件に関するメディアからの問い合わせ先

公益財団法人箕面市国際交流協会 広報担当 バイサ、坂口

〒562-0032 大阪府箕面市小野原西5-2-36箕面市立多文化交流センター内

TEL: 072-727-6912   FAX: 072-727-6920

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